口臭をチェックする
自分の口臭というものは自分ではなかなか気付かないものです。家族や親しい人であれば口が臭いなどと言ってくれますが、そうでなければそんなことをいちいち指摘してはくれません。
ですから、自分で時々自分の口臭をチェックすることも必要なことになるのです。自分で口臭をチェックする方法として一番容易にできる方法は、コップの中に自分の息を吹きかけて、一旦手で蓋をしてからそのコップの中の臭いをかいでみるというものです。
朝起きて洗面所で顔を洗う時などにこの方法を試してみれば、自分に生理的な口臭があるのかどうかが分かります。
また、ティッシュなどで自分の舌の表面を擦り取り、ティッシュに付いた舌苔の臭いを嗅いでみるという方法もあります。
この方法によって臭いを感じるような場合には、他人もその臭いを感じている可能性が高いといえます。
舌苔と呼ばれる舌の上にある白っぽい色をしたものは、口臭の元となる舌の汚れです。この汚れは舌苔専用ブラシなどを使用して取り除くようにした方が良いでしょう。よく歯磨きをする時に一緒に歯ブラシでゴシゴシと舌を擦る人もいますが、これは舌を傷つけることになり、逆に口臭を発生させる要因ともなりますから注意しましょう。
こういった方法で自分で自分の口臭をチェックすることができますが、現在では息を吹きかけるだけで容易に口臭をチェックできる「口臭チェッカー」と呼ばれる製品も市販されています。