口臭の原因
口臭が発生する原因には色々なものがあります。最も単純なものは、口の中に食べ物の残留物が残っているケースであり、その残留物そのものが口臭の原因となる他、それが原因で虫歯や歯周病となり口臭の要因となる場合もあります。
歯並びが悪い人は、歯磨きをしても磨き残しができてしまい、歯垢や歯石が溜まって口臭の原因となることもあります。ですから、口臭を解消するためには、先ず歯垢や歯石を除去し口の中を清潔に保つ必要があるわけです。
睡眠不足も口臭の原因となります。睡眠不足とは口臭とは一見無関係のように感じられるかもしれませんが、睡眠不足は自律神経の交感神経を乱すことになり、それによって口の中での唾液の分泌が減少してしまいます。これは、口の中での細菌抑制力が低下してしまうことを意味しており、それによって口の中で細菌が繁殖しやすくなり口臭を発生しやすくなってしまうのです。
唾液の分泌が減少してしまうものとしては、朝食を抜くことや早食いをすること、そして極端な食事制限をするダイエットなども当てはまりますので注意するようにしましょう。
さらに、便秘も口臭が発生する原因となります。お腹の中に便が溜まってしまうと腸内で便の腐敗が進行し、臭いの元となる有害物質が発生します。この有害物質は全身を巡ることになり、口や皮膚などから排出されますが、その時に口臭や体臭となって臭うことになるのです。